競輪のかけ方を調べている人の多くは、どの車券を選べばよいのか、ボックスや流しの違いは何なのか、実際にどの手順で購入すればよいのかが一度に分からず、最初の一歩で迷いやすい状態にあります。
競輪は選手の脚力だけでなく、ライン、並び、展開、距離感、オッズ、レース格、バンクの特徴などが絡むため、いきなり高配当を狙うよりも、まずは車券の種類と買い方の型を分けて理解することが大切です。
車券には3連単、3連複、2車単、2車複、2枠単、2枠複、ワイドがあり、さらに買い目の作り方として通常買い、ボックス、流し、フォーメーションを使い分けることで、同じ予想でも点数やリスクが大きく変わります。
この記事では、初めて車券を買う人が失敗しやすい部分を避けながら、少額で練習しやすい考え方、ネット投票と競輪場での購入手順、初心者に向く賭式、買い目を広げすぎないコツ、購入前に確認したい注意点まで順番に整理します。
なお、競輪の車券は20歳未満の人が購入したり譲り受けたりすることはできず、車券購入は生活費ではなく余裕資金の範囲で行うものなので、楽しみ方を学ぶと同時に無理のない予算管理も必ず意識する必要があります。
競輪のかけ方はまず賭式と買い方の型を分けて覚える
競輪のかけ方で最初に押さえたいのは、何を当てる車券なのかを示す賭式と、どのように買い目を組むのかを示す買い方の型は別物だという点です。
たとえば3連単という賭式を選んだうえで、1点だけ買うことも、ボックスで複数通りを買うことも、軸を決めて流すことも、着順ごとに候補を分けるフォーメーションにすることもできます。
この違いを混同したまま購入すると、思ったより点数が増えて予算を超えたり、逆に狙いたい展開を買い目に入れ忘れたりしやすくなります。
車券は少額から始める
競輪のかけ方を覚える段階では、当てることよりも購入の仕組みを理解することを優先し、まずは少額で買い目を作る練習をするのが安全です。
競輪の車券は基本的に100円単位で購入できるため、最初から大きな金額を入れなくても、賭式の違い、オッズの見方、払戻の仕組み、買い目点数の増え方を実体験として確認できます。
初心者が失敗しやすいのは、的中しそうな候補を全部入れようとして点数が膨らみ、1レースの購入金額が想定より高くなることです。
少額であれば外れたときの心理的な負担も抑えられ、結果を冷静に振り返りやすいため、ラインの読み方や展開予想の癖を学ぶ時間を確保できます。
最初は1日あたりの上限、1レースあたりの上限、連敗したときに中止する基準を決めておくと、楽しみながらルールを身につけやすくなります。
賭式は7種類ある
競輪の賭式は、車番や枠番を使って着順や着内の組み合わせを予想する仕組みで、公式の初心者向け案内でも複数の賭式が紹介されています。
代表的な賭式には、1着から3着までを順番通りに当てる3連単、1着と2着を順番通りに当てる2車単、1着から3着までに入る2車を順不同で当てるワイドなどがあります。
賭式ごとに当てやすさと配当の出やすさは変わり、一般的には着順を細かく当てる賭式ほど難しくなり、当たりやすい賭式ほど配当は落ち着きやすくなります。
| 賭式 | 当てる内容 | 初心者の見方 |
|---|---|---|
| ワイド | 3着内の2車 | 当てやすさ重視 |
| 2車複 | 1着2着の2車 | 順番を問わない |
| 2車単 | 1着2着の順番 | 基本を覚えやすい |
| 3連複 | 1着から3着の3車 | 候補整理向き |
| 3連単 | 1着から3着の順番 | 高配当狙い |
詳しい賭式の定義はKEIRIN.JPの賭式案内でも確認できるため、購入前に公式情報で名称と当たり条件を照らし合わせておくと安心です。
2車単は基本を学びやすい
2車単は1着と2着の車番を順番通りに当てる賭式なので、競輪のかけ方を学ぶうえで、勝つ選手と2着に残る選手を分けて考える練習に向いています。
競輪ではラインの先頭を走る自力型が主導権を取るのか、番手の選手が差すのか、別線のまくりが届くのかによって1着と2着の並びが変わります。
2車単を使うと、単に強い選手を選ぶだけではなく、どのラインが有利で、どの選手が最後に抜け出すのかを考える必要が出てきます。
一方で、順番が逆になると外れるため、力上位の選手同士を選んでいても、差し切りや逃げ残りの判断を誤ると的中しません。
初心者はまず本命ラインの1着2着、対抗ラインの1着2着、番手差しの可能性というように、展開を言葉にしてから買い目を作ると理解が深まります。
ワイドは着内重視で使う
ワイドは選んだ2車がどちらも3着以内に入ればよい賭式なので、着順を細かく当てる自信がない初心者でも比較的取り組みやすい車券です。
特に、人気選手が強いが1着固定までは不安なレースや、ライン内の2人がともに上位に残りそうなレースでは、ワイドを使うことで着順のブレを吸収しやすくなります。
ただし、ワイドは当たりやすさが意識されやすいぶん、人気同士の組み合わせでは配当が低くなることも多く、購入金額を増やしすぎると回収のハードルが上がります。
少額でレースを見ながら展開理解を深めたいとき、あるいは3連単の相手候補を決める前に軸の信頼度を確認したいときには、ワイドを練習用として使いやすいです。
ワイドだけで大きな利益を狙うよりも、まずは当たり条件を体感し、どの選手が安定して3着内に入るのかを見極める教材として考えると無理がありません。
3連単は点数管理が重要
3連単は1着、2着、3着を順番通りに当てる賭式で、競輪の中でも配当面の魅力が大きい一方、的中条件はかなり細かくなります。
9車立てのレースでは組み合わせが多く、候補を少し広げるだけで買い目が一気に増えるため、予算を決めずに買うと想定以上の金額になりやすいです。
たとえば1着候補を2人、2着候補を3人、3着候補を5人にしたフォーメーションでも、重複を除いた複数点の購入になり、100円ずつでもまとまった金額になります。
3連単を買うときは、1着を固定できる根拠があるのか、2着に入るラインの相手が見えているのか、3着に穴選手を入れる理由があるのかを分けて考える必要があります。
初心者は最初から3連単だけに頼らず、2車単やワイドで予想の軸を確認しながら、3連単は少点数で補助的に試すくらいの姿勢が現実的です。
ボックスは候補をまとめて買える
ボックスは選んだ選手の組み合わせをまとめて購入する買い方で、着順の入れ替わりを広く押さえたいときに便利です。
たとえば3人ボックスなら、その3人が上位を占めると考えた場合に、着順がどの並びになっても対応しやすくなります。
ただし、ボックスは選ぶ人数が増えるほど点数が急に増えるため、便利さの反面、予算を圧迫しやすい買い方でもあります。
- 着順の判断が難しいときに使いやすい
- 候補が増えると点数も増える
- 本命だけで固めると配当が低くなりやすい
- 穴を入れすぎると根拠が薄くなりやすい
ボックスを使うなら、候補を選んだ理由を明確にし、上位に来る可能性が高い選手だけに絞ることで、買い目が膨らむ失敗を避けやすくなります。
流しは軸を決めて広げる
流しは中心になる選手を軸にして、相手候補へ買い目を広げる買い方で、競輪のかけ方の中でも予想の根拠を反映しやすい型です。
1着軸流しなら、軸にした選手が勝つという前提で2着や3着の候補を広げるため、軸の信頼度が高いレースに向いています。
逆に、軸選手が強くても2着や3着に敗れる可能性が高い展開なら、1着固定ではなく2着付けやワイドとの組み合わせも検討したほうが自然です。
流しの良さは、ボックスよりも買い目を絞りやすく、予想の中心を明確にできる点にあります。
初心者は、まず軸を1人に絞れるレースだけ流しを使い、軸が決まらないレースでは無理に購入しない判断を持つと、予算と予想の両方を守りやすくなります。
フォーメーションは役割で分ける
フォーメーションは1着候補、2着候補、3着候補のように着順ごとの役割を分けて買い目を作る方法で、競輪の展開予想と相性がよい買い方です。
逃げる選手、番手で差す選手、まくって届く選手、3着に残る選手を分けて考えられるため、単なる総当たりではなく、レースの流れに合わせた買い目を作れます。
一方で、各着順に候補を入れすぎると点数が増えるため、フォーメーションだから必ず効率的になるわけではありません。
| 使い方 | 向く状況 | 注意点 |
|---|---|---|
| 1着固定 | 勝ち切る軸がいる | 差されると外れる |
| 2着厚め | 番手差しが不安 | 点数が増えやすい |
| 3着広め | 紛れを拾いたい | 人気薄の入れすぎに注意 |
フォーメーションを使うときは、着順ごとの候補を増やす前に、なぜその選手をその着順に置くのかを説明できるかを確認すると、買い目の質が上がります。
オッズは人気の偏りを見る
オッズは的中時の払戻額を考えるための数字ですが、競輪のかけ方では単に高いか低いかを見るだけでなく、人気がどこに集中しているかを把握する材料になります。
人気が極端に集まっている車券は、多くの人がその展開を想定しているという意味を持ちますが、必ずしも結果を保証するものではありません。
低オッズの本命車券を買う場合は、的中しても払戻が小さくなりやすいため、購入点数を増やすと利益が残りにくくなります。
高オッズの車券を買う場合は、当たれば魅力がある反面、その結果になる根拠が薄ければ単なる偶然待ちになりやすいです。
オッズの見方はKEIRIN.JPのオッズ案内でも確認できるので、購入前には配当の期待だけでなく、的中確率と購入金額のバランスを見直すことが大切です。
実際に車券を購入する手順を理解する

競輪のかけ方を理解しても、実際の購入手順が曖昧なままだと、締切直前に焦って賭式や車番を間違える可能性があります。
車券はインターネット投票、競輪場や場外車券売場での購入など複数の方法がありますが、どの方法でもレース、賭式、車番、金額を確認してから購入する流れは共通しています。
初心者は、締切時間まで余裕を持って出走表を見て、買い目を紙やメモアプリに整理してから投票画面やマークカードへ進むと、入力ミスを減らしやすくなります。
ネット投票は事前準備が必要
インターネットで車券を購入する場合は、対応する投票サービスへの登録、本人確認、銀行口座や入金方法の準備が必要になります。
公式案内でも、車券購入や払戻金の受け取りに使う口座を準備し、会員登録を完了してから投票する流れが示されています。
ネット投票はスマートフォンやパソコンから購入できる便利さがありますが、手軽に買えるぶん、予算を決めずに続けてしまう危険もあります。
- 会員登録を済ませる
- 入金上限を決める
- 締切時刻を確認する
- 購入後の取消可否を確認する
- 払戻の反映タイミングを把握する
ネット投票を使うなら、便利さだけで選ぶのではなく、購入履歴を見直しやすいか、入金を管理しやすいか、本人以外が使えない設定になっているかも確認すると安心です。
競輪場ではマークカードを使う
競輪場や場外車券売場で購入する場合は、マークカードにレース番号、賭式、車番、金額などを記入し、発売機や窓口で車券を購入する流れになります。
マークカードは場によって仕様が異なる場合があるため、初めて行く競輪場では記入例を見たり、案内スタッフに確認したりすると間違いを防ぎやすくなります。
特に3連単やフォーメーションのように買い目が複雑になる賭式では、車番の塗り間違い、レース番号の間違い、金額欄の記入漏れが起こりやすいです。
| 確認項目 | 間違える例 | 対策 |
|---|---|---|
| レース番号 | 別レースを購入 | 発走時刻も見る |
| 賭式 | 2車単と2車複を混同 | 当たり条件を確認 |
| 車番 | 軸と相手を逆に記入 | 買い目メモを作る |
| 金額 | 予定より多く購入 | 合計額を計算する |
マークカードの書き方はKEIRIN.JPのマークカード案内にも説明があるため、現地に行く前に一度確認しておくと落ち着いて購入できます。
購入前に合計点数を確認する
車券を購入する直前には、予想の良し悪しより先に、買い目の点数と合計金額が自分の予算内に収まっているかを確認する必要があります。
競輪では1点100円から購入できても、3連単のフォーメーションやボックスを使うと点数が増え、合計では数千円になることもあります。
買い目を作る段階では少なく見えても、同じ車番の組み合わせが複数の賭式にまたがっていると、気づかないうちに購入額が膨らみます。
購入前の確認では、賭式、レース番号、車番、金額、締切時間、同じ買い目の重複を順番に見ると、単純な入力ミスを減らせます。
的中を焦って締切直前に買い足す行動は失敗につながりやすいため、あらかじめ決めた買い目以外は買わないというルールを持つことも大切です。
初心者が選びやすい賭式を見極める
競輪のかけ方を覚えるときは、最初から高配当の3連単だけを狙うより、当たり条件が理解しやすい賭式から始めたほうがレースの見方を身につけやすくなります。
初心者にとって重要なのは、どの賭式が必ず儲かるかではなく、自分の予想力に対して難しすぎない賭式を選び、外れたときに原因を振り返れる形で購入することです。
ここでは、ワイド、2車複と2車単、3連複と3連単を比べながら、それぞれがどんな場面に向いているのかを整理します。
ワイドは軸の安定感を試せる
ワイドは着順を問わず2車が3着以内に入ればよいため、軸にした選手の安定感を試すには使いやすい賭式です。
たとえば本命選手が強くても、逃げて残るのか、差されて2着になるのか、まくり届かず3着になるのかが読みにくい場合、ワイドなら着順の不確定要素をある程度受け止められます。
ただし、人気選手同士のワイドは配当が低くなりやすく、複数点を厚く買うと的中しても回収が伸びない可能性があります。
- 着順判断に自信がない人
- 軸選手の安定感を見たい人
- 少額で観戦を楽しみたい人
- 3連単の前に候補を絞りたい人
ワイドは初心者向きではありますが、当たりやすさだけを理由に金額を増やすのではなく、レース理解の練習として使うことで長く学びやすくなります。
2車複と2車単は順番で選ぶ
2車複と2車単の違いは、選んだ2車の順番を問うかどうかにあります。
2車複は1着と2着に入る2車を当てればよく、着順の入れ替わりを気にしなくてよいため、ライン内のどちらが勝つか判断しにくいときに使いやすいです。
2車単は順番通りに当てる必要があるため、逃げ残りか番手差しかを予想する力が求められますが、その分、展開を考える練習になります。
| 賭式 | 向いている場面 | 考え方 |
|---|---|---|
| 2車複 | 上位2車は見える | 順番の不安を抑える |
| 2車単 | 勝つ選手を決めたい | 展開を具体化する |
| 両方少額 | 練習したい | 結果を比較する |
初心者は同じレースで2車複と2車単の結果を見比べると、自分が着順まで読めていたのか、上位候補だけを拾えていたのかを振り返りやすくなります。
3連複と3連単は根拠を増やす
3連複と3連単はどちらも3着以内に入る3車を考える賭式ですが、3連複は順番を問わず、3連単は順番通りに当てる必要があります。
3車を選ぶ段階では、軸選手の強さだけでなく、ラインの援護、別線の仕掛け、展開が崩れたときに3着へ浮上する選手まで考える必要があります。
3連単は魅力的な配当が出ることもありますが、初心者が候補を広げすぎると点数が多くなり、的中しても購入額に見合わない結果になりやすいです。
まずは3連複で上位3車の組み合わせを考え、着順のイメージが明確なときだけ3連単へ進むと、段階的に予想の難度を上げられます。
3連系を買うときは、強い選手を入れるだけでなく、なぜその選手が3着以内に残るのかを説明できるかどうかを購入判断の基準にすると無駄な買い目を減らせます。
買い目を組むコツを押さえる

競輪のかけ方で差が出やすいのは、どの選手を選ぶかだけでなく、選んだ選手をどの賭式で、どの点数にまとめるかという買い目の組み方です。
同じ予想でも、1点勝負、流し、ボックス、フォーメーションではリスクと回収の形が変わるため、自分の予想の強弱に合わせて買い方を変える必要があります。
ここでは、競輪らしいラインの見方、展開予想の整理、資金配分の考え方を使って、買い目を作る前の判断軸を明確にします。
ラインを軸に考える
競輪では複数の選手がラインを組み、先頭で風を受ける選手と、その後ろで脚をためる選手が役割を分担することがあります。
そのため、単に脚力上位の選手を選ぶだけでなく、どのラインが主導権を取るのか、番手の選手が差せるのか、3番手が流れ込むのかを考えることが重要です。
ラインを見ないまま車券を買うと、強い選手がいても展開上は苦しくなる場面や、番手の選手が有利になる場面を見落としやすくなります。
- どのラインが長いか
- 先行しそうな選手は誰か
- 番手に実力者がいるか
- 別線のまくりが届くか
- 単騎選手の動きがあるか
初心者は出走表の並びを見て、まず本命ラインと対抗ラインを一つずつ決め、そのうえで軸を固定できるかどうかを判断すると買い目を作りやすくなります。
展開を一文で説明する
買い目を作る前に、想定する展開を一文で説明できるか確認すると、感覚だけの購入を避けやすくなります。
たとえば、先行ラインが主導権を取り番手が差して3番手が流れ込む、別線のまくりが決まり追走選手が2着に入る、人気選手が後方になり届かないなど、結果の流れを言葉にします。
展開を説明できない買い目は、単にオッズや人気に流されている可能性があり、外れたときに何を改善すればよいか分かりにくくなります。
| 展開の見方 | 買い方の例 | 注意点 |
|---|---|---|
| 番手差し | 2車単や3連単 | 先行選手の残り目 |
| 逃げ残り | 2車単固定 | 差される可能性 |
| まくり決着 | 流し | 仕掛け遅れ |
| 混戦 | ワイドや見送り | 点数増加 |
展開を一文で言えないレースは、予想が固まっていないサインでもあるため、無理に買わずに観戦だけにする選択も十分に価値があります。
資金配分は先に決める
競輪のかけ方で長く楽しむためには、予想よりも先に資金配分を決めておくことが欠かせません。
1レースの上限を決めずに買い目を作ると、あとから候補を足したくなり、最終的に予算を超えてしまうことがあります。
おすすめは、先に1日の予算を決め、その中から購入するレース数を決め、1レースあたりの上限額を割り振る方法です。
たとえば1日1000円と決めたなら、5レースを各200円で買うのか、勝負度の高い2レースに絞るのかを先に決めることで、衝動的な買い足しを避けられます。
的中した直後に金額を増やす、連敗後に取り返そうとする、締切直前に予定外の買い目を追加するという行動は崩れやすいので、事前の上限ルールを優先することが大切です。
失敗しやすいかけ方を避ける
競輪のかけ方を覚えるうえでは、当て方だけでなく、初心者が陥りやすい失敗を先に知っておくことも重要です。
多くの失敗は、レースが読めないことそのものより、オッズだけで判断する、買い目を広げすぎる、購入前の確認を省く、予算を守らないといった行動から起こります。
ここでは、初心者が特に注意したい失敗例を整理し、車券購入を冷静に続けるための考え方を紹介します。
オッズだけで買わない
高オッズを見ると少額でも大きく戻るように感じますが、オッズが高い車券はその結果になると考える人が少ないことを示している場合が多いです。
もちろん人気薄が絡むレースもありますが、根拠のない穴狙いを繰り返すと、的中までの負担が大きくなり、購入金額だけが積み上がる可能性があります。
逆に低オッズの車券も安全とは限らず、購入点数や金額が多ければ、的中してもほとんど利益が残らないことがあります。
- 高配当だけを理由に買わない
- 低オッズを安全と決めつけない
- 買い目ごとの回収額を計算する
- 展開の根拠を確認する
オッズは買い目を選ぶ最終材料の一つであり、最初に見るべきなのは選手の状態、ライン、展開、買い目点数、予算とのバランスです。
点数を増やしすぎない
初心者が3連単やボックスで失敗しやすい理由は、当たりそうな候補をすべて入れようとして、買い目点数が増えすぎることです。
点数を増やせば的中する可能性は上がる場合がありますが、同時に購入金額も増えるため、払戻額が購入額を上回るかどうかを考える必要があります。
特に人気寄りの買い目を多点で買うと、的中しても回収額が伸びず、外れたときの損失だけが大きくなることがあります。
| 状態 | 起こりやすい問題 | 見直し方 |
|---|---|---|
| 候補が多い | 予算超過 | 軸を絞る |
| 人気中心 | 回収不足 | 点数を減らす |
| 穴を追加 | 根拠が薄い | 展開理由を見る |
| 締切直前 | 入力ミス | 買い足さない |
買い目を増やす前には、増やした1点が本当に必要なのか、同じ展開を別の買い目で重複して買っていないかを確認すると無駄を減らせます。
購入後に検証する
車券は買って終わりではなく、レース後に自分の予想と実際の展開を比べることで、次の購入に活かせる学びが残ります。
当たった場合でも、予想通りに当たったのか、偶然拾えただけなのかを分けて考えないと、次回に再現できる判断になりません。
外れた場合は、軸選手の力を見誤ったのか、ラインの展開を読み違えたのか、買い目には入れていたが着順が逆だったのかを確認します。
検証するときは、払戻額だけを見るのではなく、購入前に考えていた展開メモとレース結果を照らし合わせると、予想の癖が見えやすくなります。
反省を次のレースにすぐ取り返し目的で使うのではなく、次回以降の買い目を絞る材料として残すことで、競輪のかけ方は少しずつ安定していきます。
安全に楽しむための注意点を知る
競輪はレース展開を予想する楽しさがありますが、車券購入はお金を使う行為であり、予算管理と年齢制限を守ることが前提です。
初心者ほど、当たり外れの刺激に意識が向きやすく、購入履歴や使った金額を振り返らないまま次のレースへ進んでしまうことがあります。
ここでは、無理なく楽しむために知っておきたい年齢制限、購入上限、見送りの判断を整理します。
20歳未満は購入できない
競輪の車券は、20歳未満の人が購入したり、譲り受けたりすることができません。
これは楽しみ方のマナーではなく、法令に基づく重要なルールであり、家族や友人に頼まれて代理で購入するような行為にも注意が必要です。
ネット投票でも競輪場でも、本人確認や年齢確認に関係するルールを守ることが前提であり、アカウントの貸し借りや他人名義での利用は避ける必要があります。
- 20歳未満は車券を購入できない
- 20歳未満は車券を譲り受けられない
- 他人名義の利用は避ける
- 本人の責任で予算を管理する
年齢制限や依存症対策に関する案内はKEIRIN.JPのお知らせなどでも確認できるため、車券を買う前に必ず基本ルールを理解しておくことが大切です。
購入上限を決めておく
安全に楽しむためには、勝てそうなレースを探す前に、使ってよい金額の上限を決めることが大切です。
競輪は短い時間で複数レースを購入できるため、1回あたりの金額が小さくても、回数が増えれば合計額は大きくなります。
特にネット投票は手軽に入金や購入ができるため、事前に1日単位、1週間単位、1か月単位の上限を決めておくと、使いすぎを防ぎやすくなります。
| 管理方法 | 目的 | ポイント |
|---|---|---|
| 1レース上限 | 買いすぎ防止 | 点数を先に計算 |
| 1日上限 | 連続購入の抑制 | 追加入金をしない |
| 購入履歴 | 振り返り | 勝敗より行動を見る |
| 休む基準 | 冷静さの維持 | 連敗時に中止 |
上限額は的中したときに増やすものではなく、外れても生活や気分に影響が出ない範囲で固定するものとして扱うと、冷静に楽しみやすくなります。
見送る判断も選択肢にする
競輪のかけ方を覚えると、すべてのレースで何か買わなければならないように感じることがありますが、見送る判断も立派な選択肢です。
軸が決まらないレース、ラインの力関係が読みにくいレース、オッズが想定より低いレース、気分が焦っているレースでは、無理に買わないほうが学びが残る場合があります。
見送ったレースでも、事前に予想だけして結果を確認すれば、資金を使わずに展開を読む練習ができます。
特に初心者は、購入したレースよりも見送ったレースのほうが冷静に分析できることが多く、買うべきレースと避けるべきレースの違いを体感しやすくなります。
買わない勇気を持つことは、消極的な行動ではなく、予算を守りながら競輪を長く楽しむための重要な技術です。
競輪のかけ方を覚えるなら少額で型を固める
競輪のかけ方は、最初から高配当を当てる方法を探すより、賭式と買い方の型を分けて理解し、少額で実際に試しながら覚えるのが現実的です。
まずはワイドや2車複で上位に来る選手を考え、2車単で着順の読み方を練習し、3連複や3連単は根拠を説明できるレースだけに絞ると、無理なく段階を踏めます。
ボックスは着順の入れ替わりに対応しやすく、流しは軸を明確にしやすく、フォーメーションは展開を買い目に反映しやすい方法ですが、どれも点数と合計金額の確認を欠かすと予算を超えやすくなります。
購入前にはレース番号、賭式、車番、金額、締切時刻、合計点数を確認し、購入後には当たり外れだけでなく、予想した展開と実際のレースがどこで違ったのかを振り返ることが大切です。
20歳未満は車券を購入できないこと、生活費を使わないこと、取り返そうとして追加購入しないことを守りながら、買うレースと見送るレースを選べるようになれば、競輪をより冷静に楽しめるようになります。



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