競輪でSS選手と聞くと、強い選手というイメージはあっても、具体的に誰が該当するのか、S級1班とは何が違うのか、なぜ毎年顔ぶれが変わるのかまで一度に理解できている人は多くありません。
競輪SS選手は正式にはS級S班の選手を指し、KEIRINグランプリに出場する限られた9名が所属する、競輪界でも特別な位置づけの級班です。
2026年の顔ぶれはベテランの実績者、グランプリ級の勝負強さを持つ自在型、勢いのある自力型、番手戦で存在感を出す追い込み型が混在しており、名前を覚えるだけでなく、脚質や地区、連係の組み立てまで見ることでレースの理解が深まります。
この記事では、2026年の競輪SS選手一覧を起点に、各選手の特徴、S級S班の選出条件、車券予想での見方、最新情報の確認方法までをまとめ、初心者がレース前に何を見ればよいかを具体的に整理します。
競輪SS選手の一覧
2026年のS級S班は、KEIRIN.JPの公式発表で示された9名が該当します。
顔ぶれは脇本雄太、吉田拓矢、寺崎浩平、嘉永泰斗、阿部拓真、古性優作、眞杉匠、郡司浩平、南修二で、いずれも前年のグランプリ戦線や特別競輪で強い存在感を示した選手です。
一覧だけを眺めると豪華な名前の羅列に見えますが、実際には自力でレースを動かす選手、位置取りと判断で勝負する選手、ラインの番手や追い込みで結果を出す選手が分かれており、それぞれの役割を知ることが重要です。
脇本雄太
脇本雄太は福井県所属の94期で、2026年のS級S班に4年連続7回目の選出となった、競輪界を代表する自力型の一人です。
公式プロフィール上の脚質は逃げで、長い距離を踏み切る力と一気にスピードを上げる破壊力が魅力であり、レースが仕掛け合いになったときに主導権を奪える存在として見られます。
脇本雄太を見るときは、単に強い先行選手として判断するのではなく、別線がどれだけ早めに抵抗してくるか、同地区の援護がどれだけ機能するか、バンクの直線や風の影響が踏み直しに合うかまで確認すると理解しやすくなります。
実績面ではGIやグランプリでの優勝歴が豊富で、ビッグレースの決勝でも自分の力を出し切る展開を作れるため、人気を背負いやすい一方で、早めに脚を使わされると後ろの選手に差されるパターンも想定する必要があります。
車券で狙う場合は、脇本雄太の頭固定だけでなく、番手選手の差し目や三番手の流れ込みも比較し、強さと展開リスクを同時に見る姿勢が大切です。
吉田拓矢
吉田拓矢は茨城県所属の107期で、2026年のS級S班には2021年以来となる2回目の選出を果たした関東の実力者です。
公式プロフィールでは脚質が両とされており、自力で動く力だけでなく、位置を取ってから抜け出す選択肢も持つため、単純な先行型とは違う読みにくさがあります。
吉田拓矢の魅力は、関東ラインの中で前を任される場面と番手回りの場面の両方に対応できる点で、メンバー構成によって勝ち筋が変わるところにあります。
競輪SS選手として見る場合、過去の在籍経験があることも大きく、特別競輪の厳しい流れで位置を失わずに戦えるかどうかが注目点になります。
車券を考えるときは、吉田拓矢が自力で踏む番組なのか、関東の若手機動型を使う番組なのかを最初に確認し、レースの組み立てが早仕掛け寄りか中団確保寄りかを読むと狙いが絞りやすくなります。
寺崎浩平
寺崎浩平は福井県所属の117期で、2026年にS級S班へ初選出されたスピード型の自力選手です。
公式プロフィール上の脚質は逃げで、福井勢として脇本雄太と同じ地区にいることから、近畿ラインの構成を考えるうえでも注目度が高い存在です。
寺崎浩平の強みは、先行だけに固定されない高い加速力と、前受けから突っ張る展開や中団から一気に仕掛ける展開に対応できる機動力にあります。
ただし、S級S班として出走するレースでは相手もトップ級ばかりで、安易に先手を取れる番組は少なく、後方に置かれたときの巻き返しやライン全体の援護が結果を左右しやすくなります。
車券で見るなら、寺崎浩平が単騎に近い形で自由に動けるのか、近畿の先頭で責任ある仕掛けを求められるのかを分けて考えることが重要です。
嘉永泰斗
嘉永泰斗は熊本県所属の113期で、2026年のS級S班に初選出された九州地区の有力な自力型です。
公式プロフィールでは脚質が逃げで、若い世代らしい積極性と踏み出しの鋭さを武器に、GI戦線でも存在感を高めてきた選手です。
嘉永泰斗を見るときは、九州ラインの先頭でどれだけ迷わず仕掛けられるか、別線の包囲を受ける前に主導権を取れるか、番手選手との呼吸が合うかが大きな焦点になります。
初めてS級S班に入った選手は、注目度が上がることで相手から厳しく警戒されやすくなり、これまで通った仕掛けが簡単には決まらない場面も出てきます。
それでも、トップスピードに乗ったときの迫力は大きな魅力であり、展開がもつれるレースでは一撃で局面を変える候補として必ず意識しておきたい選手です。
阿部拓真
阿部拓真は宮城県所属の107期で、2026年にS級S班へ初選出された北日本の万能型です。
公式プロフィール上の脚質は両で、前で動くことも、位置を取って勝負することも、流れに応じて追い込むこともできる柔軟さがあります。
阿部拓真の評価で大切なのは、派手な先行力だけで測らず、混戦での判断力、内外のコース取り、ライン内での役割の変化を含めて見ることです。
S級S班に初選出されたことで番組上の存在感は増しますが、強い自力型がそろうレースでは前を任されるのか、別線の動きに乗るのかによって車券の組み立てが大きく変わります。
北日本ラインの厚みや番手選手との関係を確認しながら、阿部拓真が自在に立ち回れる余地があるかを考えると、人気以上の買いどころが見つかることがあります。
古性優作
古性優作は大阪府所属の100期で、2026年のS級S班に5年連続5回目の選出となった近畿の中心選手です。
公式プロフィールの脚質は両で、BMX出身らしいバランス感覚や位置取りの巧さに加え、ゴール前で勝負を決める判断の速さが高く評価されます。
古性優作は自力選手を目標にする番組でも、自分で動く番組でも安定して結果を出しやすく、競輪SS選手の中でも展開対応力が特に目立つ存在です。
車券で人気になる場面が多い一方、番手戦では前の選手の仕掛けのタイミングに左右されるため、ラインの先頭が積極的に動ける状態かどうかを見落としてはいけません。
初めて競輪SS選手を追う人にとっては、古性優作のレースを観察すると、脚力だけでなく位置、間合い、判断がいかに勝敗に影響するかを学びやすくなります。
眞杉匠
眞杉匠は栃木県所属の113期で、2026年のS級S班に3年連続3回目の選出となった関東の先行型です。
公式プロフィールでは脚質が逃げで、主導権を握る意識が強く、相手に合わせるよりも自分からレースを作る姿勢が魅力です。
眞杉匠のレースでは、踏み出しの鋭さだけでなく、長い距離を踏んだあとにどれだけ粘れるか、番手が差し込める展開なのか、別線のまくりを封じられるかが重要になります。
関東ラインでは吉田拓矢など同地区の実力者と組む場面も考えられ、誰が前で誰が後ろになるかによってレースの意味が大きく変わります。
車券では逃げ残り、番手差し、別線まくりの三つを比較し、眞杉匠が楽に駆けられる番組なのか、早めに脚を使わされる番組なのかを見極めることが欠かせません。
郡司浩平
郡司浩平は神奈川県所属の99期で、2026年のS級S班に2年連続6回目の選出となった南関東の中心選手です。
公式プロフィール上の脚質は両で、自力、番手、追い込みのいずれでも高い水準で戦えるため、メンバー構成によって役割が変わりやすい選手です。
郡司浩平の強さは、厳しい位置争いでも大きく崩れにくい安定感と、勝負どころで踏み遅れない反応の良さにあります。
南関東の若手機動型が前にいる番組では番手から勝負でき、自分で前を任される番組では自在に組み立てられるため、ライン全体の完成度を見ながら評価することが重要です。
人気を集める場面では相手も郡司浩平を基準に動くため、過信せず、先行争いの有無や中団の取り合いを確認してから車券の軸にするかを判断したい選手です。
南修二
南修二は大阪府所属の88期で、2026年にS級S班へ初選出された追い込み型の実力者です。
公式プロフィールでは脚質が追で、近畿ラインの前を走る強力な自力選手を目標にしながら、直線で差し脚を伸ばすタイプとして見られます。
南修二の注目点は、年齢や脚質だけで判断せず、トップスピードの流れに乗ったときの位置取り、番手での仕事、ゴール前の伸びを総合して評価することです。
自力型が多いS級S班の中で追い込み型が加わると、ライン戦の見方が一段深くなり、誰が風を受け、誰が最後に抜け出すのかという競輪らしい読みが必要になります。
車券では南修二が好目標を得たときの差し切り、二着残り、三着流れ込みを分けて考え、近畿ラインの並びと先頭選手の仕掛けを必ず確認したいところです。
S級S班の意味を知る

S級S班は、競輪の級班制度の最上位に位置する特別なクラスです。
KEIRIN.JPの説明では、S級S班はスーパースターの中でも一握りの存在という意味合いで紹介されており、通常のS級1班とは扱われ方も注目度も異なります。
ただし、S級S班に入ったから一年中すべてのレースで必ず勝てるわけではなく、体調、展開、ライン構成、開催場の特徴によって結果は大きく動くため、肩書きだけで予想を完結させないことが大切です。
頂点の級班
S級S班は競輪選手の格付けの中で最も上に置かれる級班で、一般的なファンにとってはトップ選手を識別するわかりやすい目印になります。
競輪では選手の実力を級班で分けますが、S級S班は通常の昇降級だけで到達する位置ではなく、KEIRINグランプリ出場に関係する特別な選抜性を持ちます。
| 級班 | 見方 | 特徴 |
|---|---|---|
| S級S班 | 最上位 | グランプリ級 |
| S級1班 | 上位層 | 特別競輪の主力 |
| S級2班 | S級層 | 上位戦へ挑戦 |
| A級 | 基礎層 | 昇級を狙う |
この表はあくまで大まかな整理ですが、S級S班だけが別格の注目を集める理由を理解する入口になります。
レースを見るときは、S級S班の肩書きに加えて、現在の調子や出走間隔、直近の着順まで合わせて確認することで、名前の印象に引っ張られにくくなります。
所属期間
S級S班の所属期間は、KEIRINグランプリの前検日から翌年のKEIRINグランプリの前検日前日までと説明されています。
つまり、暦年の1月1日から12月31日までという単純な区切りではなく、グランプリを中心にした競輪独自のサイクルで扱われる点に注意が必要です。
- 対象はグランプリ出場者
- 所属期間は年末基準
- 翌年の顔ぶれに反映
- 専用ユニフォームで出走
この仕組みを知っておくと、年末のグランプリが単なる一戦ではなく、翌年の競輪界の顔を決める大きな節目であることがわかります。
ファンが最新情報を追う場合は、年末直後の発表だけでなく、翌年のビッグレースで各選手がどのような状態にあるかを継続して見ることが重要です。
普通の昇級との違い
通常の級班は前期や後期の競走成績をもとに決まりますが、S級S班はKEIRINグランプリ出場という特別な条件と強く結びついています。
この違いを知らないと、競走得点が高い選手なら自動的にS級S班になれると誤解しやすいですが、実際にはGI優勝や賞金ランキングなどのグランプリ選考と密接に関係します。
S級1班にもトップ級の強豪は多く、S級S班以外の選手がGI決勝でSS選手を破ることも珍しくないため、級班は強さの保証ではなく、前年度の頂点争いの結果を示すものと考えるほうが自然です。
そのため、競輪SS選手を評価する際は、現在の点数、近況成績、地区ライン、番組構成を合わせて見なければ、実際の勝負感とずれてしまいます。
初心者はまずS級S班をトップ選手の目印として覚え、そのうえで一戦ごとの条件を見て評価を調整する流れを身につけると、予想の精度が上がります。
選出条件を理解する
競輪SS選手を正しく理解するには、誰が強いかだけでなく、どうすればS級S班に選ばれるのかを知る必要があります。
基本的にはKEIRINグランプリの出場権を得た9名が翌年のS級S班になるため、年間のGI戦線や賞金争いがそのままS級S班争いにつながります。
選考の細かな規定は年度ごとに発表内容を確認する必要がありますが、ファン目線ではGI優勝者、グランプリ出場圏内の賞金上位者、失格や欠場に関する規定を大きな軸として押さえると理解しやすくなります。
GI優勝の価値
GI優勝はS級S班への道を大きく近づける最重要要素で、年間を通じたグランプリ戦線でも大きな意味を持ちます。
GIは参加選手のレベルが高く、勝ち上がりの一走ごとに厳しい位置争いが起きるため、そこで優勝する選手は脚力だけでなく、集中力、判断力、シリーズを通した修正力も証明しているといえます。
| 要素 | 重要度 | 見方 |
|---|---|---|
| GI優勝 | 高い | 出場権に直結 |
| 賞金上位 | 高い | 年間安定度 |
| GII好走 | 中程度 | 賞金加算 |
| GIII優勝 | 補助的 | 勢いを確認 |
この整理からもわかるように、S級S班は一発の強さと年間の積み上げが交わる場所にあります。
GIを勝った選手でも、その後の状態や落車の影響で走りが変わることはあるため、選出された事実と現在の仕上がりは分けて見ることが大切です。
賞金争い
GI優勝で枠が埋まらない場合や複数の条件が絡む場合、年間獲得賞金の順位がグランプリ出場とS級S班入りを左右します。
賞金争いは単に優勝回数だけでなく、GIやGIIで決勝に進んで賞金を積む力、落車や欠場を避けて出走を続ける安定感、終盤戦で勝負強く着をまとめる力が問われます。
- GI決勝での賞金加算
- GIIや記念の積み上げ
- 終盤戦の勝負駆け
- 欠場による機会損失
賞金ランキングは年末に近づくほど緊張感が増し、競輪祭の結果がグランプリの最後の枠を大きく動かすこともあります。
競輪SS選手を毎年追いたい人は、夏以降のビッグレースで誰が賞金圏内にいるかを確認すると、年末のグランプリ選考がより面白く見えます。
除外条件
S級S班を考えるときは、勝つ条件だけでなく、選考から外れる可能性のある条件にも目を向ける必要があります。
特別競輪の選考では、失格や規定違反、あっせんに関する扱いなどが影響する場合があり、強い選手でも条件を満たさなければグランプリ選考の対象外になることがあります。
この点は初心者が見落としやすく、賞金が多い選手やGIで好走した選手を単純に上位扱いしてしまうと、実際の選考結果とのズレが生まれます。
ただし、細かな規定は年度や開催要項によって確認が必要なため、SNSやまとめ記事だけで断定せず、JKAやKEIRIN.JPの発表を基準にするのが安全です。
車券予想では除外条件そのものを毎回意識する必要はありませんが、年末のグランプリ争いを追う場合には、成績だけでなく出場資格の状態も合わせて見る習慣を持ちたいところです。
車券予想で見るポイント

競輪SS選手が出走すると、その名前だけで人気が集まりやすくなります。
しかし、競輪は個人の強さだけでなく、ライン、位置取り、仕掛けのタイミング、バンク特性が絡む競技であり、SS選手だから必ず一着になるわけではありません。
むしろ人気を背負うからこそ配当妙味が薄くなる場面もあるため、どのSS選手を軸にするかよりも、どの展開なら強みが出るかを見極めることが重要です。
脚質
脚質は競輪SS選手を比較するうえで最初に見るべき情報で、自力で風を切る逃げ型、位置を取りながら動ける両型、番手や直線勝負を得意とする追い込み型では、勝ち筋がまったく違います。
同じSS選手でも、逃げ型は主導権を取れるか、両型は位置を失わないか、追い込み型は前の選手が仕掛けてくれるかが結果に直結します。
| 脚質 | 強み | 注意点 |
|---|---|---|
| 逃 | 自力で展開を作る | 早駆けで差される |
| 両 | 展開対応が広い | 役割が読みにくい |
| 追 | 直線で伸びる | 前次第になりやすい |
この違いを押さえるだけでも、人気選手を無条件に一着固定する買い方から離れやすくなります。
出走表では脚質と並びを必ずセットで確認し、SS選手が前で戦うのか、番手で戦うのか、単騎で動くのかを見てから車券の形を決めることが大切です。
ライン
競輪はライン戦の競技であり、SS選手の強さもライン構成によって大きく変わります。
たとえば強力な逃げ型が前にいて、その番手に同地区のSS選手が入る場合は、ライン全体が人気を集めやすく、番手差しや逃げ残りの比較が焦点になります。
- 同地区の結束
- 番手選手の差し脚
- 三番手の流れ込み
- 単騎選手の切り替え
- 別線の早仕掛け
ラインを見るときは、人数の多さだけでなく、前を任された選手の積極性と番手選手の仕事量を確認すると展開を読みやすくなります。
SS選手がラインの中心にいる場合でも、別線が早めに仕掛けて脚を使わせる展開や、中団争いで位置を失う展開があるため、並びの形をそのまま結果に置き換えないことが大切です。
直近状態
SS選手の名前や実績は大きな判断材料ですが、車券で最終的に重視したいのは直近状態です。
直近成績を見るときは、着順だけでなく、どのグレードで走ったか、勝ち上がりでどの位置を取ったか、敗れたレースで脚を余したのか使い切ったのかまで確認すると、表面的な数字より深く読めます。
特に落車明け、長期欠場明け、連戦明けのSS選手は、実績があっても本来の踏み出しや粘りを戻しているか慎重に見る必要があります。
反対に、着順が目立たなくても準決勝や決勝で強い相手と戦っていた場合は、一般戦やGIIIで一気に巻き返すこともあります。
予想の手順としては、まず肩書きで注目選手を把握し、次に脚質とラインを見て、最後に直近状態で軸にするか相手に下げるかを判断すると、無理のない組み立てになります。
初心者が間違えやすい点
競輪SS選手を調べる初心者がつまずきやすいのは、SSという肩書きを絶対的な勝利保証として受け取ってしまうことです。
S級S班は確かに競輪界の頂点を示す級班ですが、実際のレースでは別線の抵抗、位置争い、落車リスク、開催場のクセが絡みます。
ここでは、SS選手を覚える段階でありがちな誤解を整理し、レース観戦や車券予想でより実用的に活かすための考え方を紹介します。
名前だけで買う
もっとも多い失敗は、SS選手の名前を見ただけで一着固定にしてしまう買い方です。
たしかにSS選手は実績が抜けていますが、人気が集中すれば配当は下がり、少しでも展開が崩れたときのリスクに見合わない車券になることがあります。
| 買い方 | 利点 | 弱点 |
|---|---|---|
| 一着固定 | 当たれば明快 | 展開崩れに弱い |
| 二着含み | 差されに対応 | 点数が増える |
| 三連系相手 | 安定感を活用 | 高配当は限定的 |
このように、SS選手をどう扱うかはレース展開とオッズのバランスで変えるべきです。
強い選手を買うこと自体は自然ですが、人気と展開リスクを比較し、軸にする理由を一つ以上説明できる状態で買うほうが長く楽しめます。
全員同じ強さだと思う
S級S班は9名だけの特別な級班ですが、9名全員が同じタイプで同じ勝ち方をするわけではありません。
逃げ型はレースを動かす力があり、両型は展開の幅があり、追い込み型は前の選手の仕掛けを結果に変える力があるため、比較する基準をそろえないと評価を間違えます。
- 自力で勝つ選手
- 番手で勝つ選手
- 自在に立ち回る選手
- ラインで強みを出す選手
たとえば逃げ型のSS選手が後方に置かれると持ち味を出しにくく、追い込み型のSS選手が好目標を得ると一気に勝機が広がります。
選手名を覚えた次の段階では、脚質、地区、よく組む選手、得意な展開をセットで覚えると、レースごとの評価に差をつけやすくなります。
年度を見落とす
S級S班の顔ぶれは毎年変わるため、検索で出てきた記事の年度を確認しないまま読むと、古い情報を最新情報だと誤解することがあります。
特に歴代一覧や前年のS級S班紹介は検索結果に残りやすく、2025年の選手一覧と2026年の選手一覧を混同しやすい点に注意が必要です。
最新の競輪SS選手を確認したい場合は、記事の更新日、対象年度、KEIRIN.JPの公式発表へのリンクがあるかを確認すると安心です。
また、選手プロフィールの級班や次期級班、今期得点は更新日によって変わる情報なので、古い画面キャプチャやSNS投稿だけを根拠に判断しないほうが安全です。
年度を確認する習慣を持つだけで、選手情報の読み違いは大きく減り、グランプリ後に翌年の顔ぶれを追う楽しみも増します。
最新情報の調べ方
競輪SS選手の情報は、公式発表、選手プロフィール、開催出走表、直近成績を分けて確認すると整理しやすくなります。
特に2026年のS級S班一覧のような年度情報は、まずKEIRIN.JPの公式発表を基準にし、選手の細かな状態は各プロフィールや開催情報で補うのが安全です。
ネット上には便利なまとめ記事も多い一方で、更新タイミングや表記ゆれがあるため、最終確認は公式情報に戻る習慣を持つと誤情報を避けやすくなります。
公式発表
年度ごとのS級S班を確認するなら、最初に見るべきなのはKEIRIN.JPのニュースやJKA関連の公式発表です。
公式発表では、対象年度のS級S班選手名と選出回数が明示されるため、誰が何回目の選出なのかを正確に把握できます。
| 確認先 | 向いている情報 | 使い方 |
|---|---|---|
| KEIRIN.JPニュース | 年度一覧 | 顔ぶれ確認 |
| 選手プロフィール | 脚質や成績 | 状態確認 |
| 開催出走表 | 並びや番組 | 予想確認 |
| 競輪メディア | 解説や背景 | 補助情報 |
この順番で確認すると、まず事実を押さえ、その後に予想や解説を重ねる流れを作れます。
特にブログやSNSで見た情報は便利ですが、年度や更新日が古い場合もあるため、公式発表と照らし合わせて使うことが大切です。
プロフィール
選手ごとの特徴を知りたい場合は、KEIRIN.JPの選手プロフィールが基本になります。
プロフィールでは府県、期別、級班、脚質、今期得点、直近成績、通算成績、特別競輪優勝歴などを確認できるため、名前だけではわからない選手像をつかめます。
- 府県と地区
- 期別と世代
- 脚質
- 今期得点
- 直近4か月成績
- 出場予定
ただし、今期得点や直近成績は更新日によって変わるため、記事や予想を読むときは情報の時点を確認する必要があります。
プロフィールを見る習慣がつくと、SS選手だけでなくS級1班の強豪や若手の成長株も見つけやすくなり、競輪観戦の楽しみが広がります。
出走表
実際の車券予想では、年度一覧やプロフィールよりも、その日の出走表が最終判断に近い情報になります。
出走表には車番、並び、地区、脚質、競走得点、直近成績がまとまっており、SS選手がどの位置で戦うのかを具体的に確認できます。
たとえば同じ古性優作でも、近畿の自力選手を目標にする番手戦なのか、自分で組み立てる自在戦なのかで買い方は大きく変わります。
また、脇本雄太や寺崎浩平のような自力型が先頭に立つ場合は、番手の選手が差せるか、別線がどのタイミングで抵抗するかまで出走表から推測する必要があります。
最新の競輪SS選手を理解する最終段階は、一覧で名前を覚え、プロフィールで特徴を知り、出走表でその日の役割に落とし込むことです。
競輪SS選手は年度と展開で理解する
競輪SS選手は、競輪界の最上位にあたるS級S班の選手であり、2026年は脇本雄太、吉田拓矢、寺崎浩平、嘉永泰斗、阿部拓真、古性優作、眞杉匠、郡司浩平、南修二の9名が該当します。
S級S班はトップ選手の証である一方、レース結果は肩書きだけでは決まらず、脚質、ライン、位置取り、直近状態、開催場の特徴が複雑に絡みます。
初心者はまず年度ごとの一覧を公式発表で確認し、次に各選手の脚質と地区を覚え、最後に出走表でその日の役割を確認する流れを作ると、競輪SS選手の見方が自然に身につきます。
特にグランプリ前後は翌年のS級S班が決まる大きな節目になるため、GI優勝者や賞金争いを追いながら見ると、単なる選手名の暗記ではなく、競輪シーズン全体の流れとして楽しめます。
競輪SS選手は強さの象徴でありながら、予想では過信せず、どの展開なら強みが出るのかを丁寧に見極めることが、観戦にも車券にも役立つ最も実践的な考え方です。



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